2020/06/04
《基本的な感染予防・対策について》
- 歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、受付、その他全スタッフについて登院時の体温を確認。
※37.5℃以上の発熱がある場合、登院を禁止。 - アルコールスプレーによる衣服の除菌。
- 受付にビニールカーテンを設置し、受付時の感染を予防。
- 患者様に使用する治療器具は、オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)3台を使用して徹底的に滅菌し、感染対策に努めております。
- グローブ、エプロンなどを始めとして、多くのディスポーザブル製品を使用し、患者様ごとの取り替えを徹底しております。
- 来院された患者様の体温測定及びアルコールによる手指の消毒、また治療前に0.75%の過酸化水素水を用いた口腔内の洗浄にご協力頂いております。
《当院の滅菌について》―ハンドピースの滅菌―
ハンドピース(歯を削る際に使用する医療機器)は、繊細で複雑な構造をしています。そのため、通常の滅菌器では完全な滅菌ができないのではないかと言われています。新型コロナウイルスの感染が拡大する昨今、より一層配慮が必要です。
当院では、国内基準よりも厳格な国際基準に基づき、ハンドピースの滅菌を行っております。また、滅菌管理に関して以下のような設備を整えています。
《治療中の粉塵・飛沫防止策について》―口腔外バキュームによる対策―
口腔外バキュームとは、口の内部ではなく、外部で使用する吸引装置です。治療中に発生する粉塵(歯の削り屑、金属片など)や飛沫(血液、唾液など)を高レベルで吸い取ることができます。
また、ウイルスをも吸引するため、感染予防対策に有効であるとして、厚生労働省からも推奨されています。
《口腔ケアによる感染予防対策について》
厚生労働省によると新型コロナウイルスに対する予防策は、現状としては、インフルエンザウイルスに対するものと同様で良いとされています。そして、口腔ケアはインフルエンザ予防策の一つとしてその有用性が確認されています。研究報告によると、歯科衛生士が口腔ケアを行った場合のインフルエンザ発症率は、行わなかった場合の10分の1にまで軽減されるそうです。つまり、新型コロナウイルス対策においても口腔ケアは重要であると言えます。
また、米国疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention)による肺炎予防対策の一つにも口腔ケアが挙げられており、その重要性を確認できます。
《患者様へのお願い事項》
待合いの混雑を避けるため、お席が空くまでお車でお待ちいただく場合がございます。
また、お車での待機をご希望の方は受付まで申し付けください。順番になりましたら、お電話にてご案内さしあげます。